舞の海氏、白鵬の猫だましについてコメント

大相撲九州場所１０日目の１１月１７日
横綱の白鵬が猫だましを用いて関脇の栃煌山を敗ったことが
話題になっており、評価は概ね悪いようです。
北の湖理事長は
「なかなかありえない。横綱としてやるべきことじゃない。
　横綱がやるのは前代未聞なんじゃないの？」
と苦言を呈し
「まさかという感じ、普通は小兵が奇襲でやるもの」
とは、藤島審判長の指摘です。

猫だましと言えば、【技のデパート】とも呼ばれた程の業師
舞の海が現役時代に何度か使ったことで有名です。

http://www.sumo.or.jp/sumo_data/rikishi/profile?id=55


舞の海氏の白鵬•猫だましに対してのコメント

現在はキャスターとして活躍する舞の海秀平氏ですが
今回の白鵬の猫だましについてコメントしています。
「ファンは消化不良というか、納得しないところはあると思う。
　がっちり挑戦者を受け止めるのが横綱。
　横綱相撲をかなぐり捨ててでも今日の一番に勝ちたいと思ったのだろう」
と批判があるだろうという点を指摘しつつも
勝ちに対する姿勢に対しては一定の評価をしています。


舞の海関について

関取時代の体格は身長１７０cm、体重９７kgと
小柄な体格で小兵力士の代表格として名を馳せました。
先述した通り【技のデパート】の異名を取り
体格差をカバーする為に、多彩な技を活かしての立ち回りが特徴で
相手力士が舞の海の業師ぶりを警戒して、立ち合いでぶつからず
ボクシングのようにお互いが離れて牽制しあうような展開もあり
近年では珍しいスタイルの相撲を見せていました。

まさに『山椒は小粒でもピリリと辛い』を体現したような関取でしたね！
不利な条件を工夫で補うというところが見事で日本中を沸かせてくれました。
ちなみに、他の力士が珍しい決まり手で勝利すると
技のデパート●●支店と称することもあったそうです(笑)

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